Before (改善前)

こちらの製品について依頼が来た当初、周辺装置の仕様が明確に決まっていませんでした。そのため設計者またはトライテクス社内の思い込みにより、作業工数が正確に見積もることができておらず、修正工事が必要となっていました。さらに、電気作業の有無が明確ではなく、設置段階でいくつもの不備が起きた結果、納期通りの納品が難しい状況となっていました。(同じ機械でも電気作業有り、無しが起こります。)

V

After (改善後)

そこで当社では、装置の設計・製造において着手する前に仕様書の作成を行うように提案を行っています。一つ工数が増えることにつながりますが、周辺装置を含めて設計・製作を行う上では、設計時における仕様の確認ならびに現場での据え付け・工事を行う上での工程の確認を行います。その結果、現場で予期せぬ工数増加や納期遅延を起こすことが可能となります。

POINT(要約)

自動機・省力化機械 受託製造.comでは、装置の設計・受託製造に対応をしています。今回の事例のように、装置はお客様への納品段階で細かな仕様確認ができておらず、余分な工事が発生するもしくは工数を読み間違えており納期通りに納品ができないと言ったことが発生しがちです。その為、御客様と設計・製造担当者がコミュニケーションを細かくとるかがポイントとなります。その基本として、互いの認識を明確化する仕様書の製作は必須と言えます。